2008/03/12

将来じゃなくて今描く。 ※22:19編集

先日でこのブログ開設して一ヶ月経った。
それで、色々自分なりに学習した。
それで大事だと思った事が、

1・描きたい絵を、将来じゃなくて今描く。
2・どういう風に見せたい、どういう風に描けるようにしたい、じゃなく、
ただ自分が描きたい絵(好き又はチンコ勃つ絵)を描く。

趣味でやっていく上で、これが大事だと思った。


まず1は、俺は「好きだから」好きなものを描いてるんじゃなく、
「上手くなりたいから」、作業で描いてた部分も大きかった。

それは、今描いている絵というものを、
好きなものを創っているのでなくて、いつかまだ見ぬ自分の
上手で完璧な大作を作る為の過程、練習台にして、
ある意味その絵を捨ててしまっているという事だった。
「今の実力ではまだ俺の本当に好きなものは描けない」そんな事を思ってしまっていた。
そんなまだ見ぬ先ばかりを見て、今描く絵を楽しめるわけがない。
結果として今描く絵は捨て絵で練習台になるから、思い入れもアイディアも絵に込めない。
事前に描きたいイメージを考える事もない。だからますますつまらない絵になる。
中途半端な描きかけっぽい練習台ばかり増えるから、絵を描く満足感や楽しみも味わえない。

今の実力で、今、絵を描く事を楽しんで、
今自分が大好きなものを描けばいいじゃないか。
上手くなるのは、好きなものを描いて、描き続けた結果でいいじゃないか。
そんなに急がなくていい。急ぐ必要はない。

大体、趣味なんだから、自分の好きなように、とりあえずエロく描けていれば、
なんとなくそれっぽく身体が描けていればそれで十分なはずだ。
なんとなくかわいくて萌えるラクガキや漫画を描くくらいの画力くらいならもう十分あると思った。
なんとなくかわいい絵、萌える絵を描くのに、そんな大層なデッサン力なんて必要ない。
むしろ正確無比なデッサン(そんなん無理)より、多少崩れてる方がいい場合もあるくらいだ。
趣味ならテキトーにかわいい絵、萌える絵を楽しく描いて、
絵を量産しつつ徐々に上手くなっていくのが一番幸せだ。

そして2は、散歩してて思った。
ブログに、前回こんな絵を描いたから、次は流れ的にこんな感じの絵を描きたい…とか、
こないだはこんなポーズを描いたから、今度はこんなポーズを描けるようにしたい、とか
どう見せるかとか、どう上手くなりたいとか、余計な事を頭で考えて、
描く対象を自分でコントロールしようとするから絵を描く事が楽しくなくなっていたんだと。
結局、今自分が一番、チンコが勃つ絵を描けばいいんだ。
それが一番楽しいんだから。

まず描きたい絵があって、それによってブログやHP、
そして自分の作風が出来てくるのが本当で、
俺の場合、自分の作風とか雰囲気を、頭で先に決めてしまって、
それに絵を合わせようとしてたからおかしくなってたんだ。
俺は要するに見栄っ張りでカマトトぶってたのだ。
ただのスケベの分際で、上品ぶった絵ばかり描いて。馬鹿丸出し。

結局絵に関しては、チンコが基準で頭はそれに従えという事だ。
今後はそんな感じでいきたいと思う。
でもブログに載せられない絵が増えそうだなぁ…。
まあその時はまとめてデジケットとかに出せばいいや。

まとめると、

・描きたい絵(キャラ、ポーズなどなど)は将来ではなくて今描く。
下手だから練習台にしてやめよう、ではなく、
下手でも下手なりに描きあげて作品とする(練習台にしない)。
そうすれば、今の自分の実力を認識できるし、
変に見栄を張って下手な絵が出せなくなる事もない。量産だって出来る。
描きたい気持ちを「将来にとっておく」のは絶対ダメ!描きたい気持ちがあって、
それを描いたのなら、それはたとえ下手でも必ず気持ちのこもった自分にとって良い絵になる。
描きたい気持ちを将来にとっておくのは、せっかくの気持ちを捨てるようなもの。
恥ずかしいとか、ブログに載せれないとかは関係ない。とにかく描くんだ。

・どう周りに見せたい、上手く描けるようになりたい、早く描けるようになりたいとかは考えず、
自分が描きたい絵(チンコ勃つ、好きなど)を今楽しくただ描く。
周りにこう思われたいからこう描こうとする、なんてのは論外。カマトトぶるな!
自分が本当に描きたいモノを描け。
そして下手でも、時間がかかっても、それでいい。
趣味の場合、楽しく描く事自体が目的の内なんだから。


21:51追記
それと、描きたくない時は描かない!というのも非常に大事だと思った。
描きたくないのに上手くなりたいから描いてしまうと、
「描きたい」からでも「楽しい」からでもなく、「上手くなりたい」から描く事になってしまい、
自動的に義務感で描いている事になってしまう(上記の2に抵触する)。
やりたい事をやる。ゲームやりたくなったらやる、そういう、自分の欲求を素直に
実行していく事、そして、やりたくもない事を義務感でやるとか我慢してやるとかしない事が、
楽しく、自分の欲求を乗せて絵を描いていく事にとっても大事な事なんだ。
義務感でやったり、我慢してやったりしてると、
何が好きで何がしたいのが自分で分からなくなってしまう。
それで、絵が好きだという気持ちを思い出すのに一苦労とかしなくてはならなくなったりする。

もし描く気がたまにしか起きなかったら、それはもうそれまでだ。
絵を描く欲求も、性欲も、人によって違うし場合によっても違うだろう。
だから、描く気が起きないからあまり描かなくて、下手なままだったとしても、
それはそれでもう仕方ない!それが現実で、そういう運命なんだ。

もし、そういった種々の条件を捻じ曲げてまでも上手くなれる人がいるとしたら、
それは絵をプロにするという意思を持った人間だけだ。

俺は趣味なんだから、もし下手でも、描く枚数少なかったとしても、
それを受け入れるだけだし、それでいい。
受け入れたとしても絵はけしてやめないんだから。

それにそう受け入れる覚悟をしてしまった方が、
絵を描く時、集中して楽しく描けると思う。
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コメント

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こうやって自分の思いついたことを書き留める場所って良いもんですね!
自分もブログとかしてみたくなりますね~
でも、それこそ面倒になってしまうのかもしれませんけどね!

この前、「げんしけん」観ていて「ほぉ~」と思うことがありました。

”絵を描きたい人はもう漫画家だし、漫画家になろうとして絵を描いていても漫画家にはなれない”

なんか感じ入りました

読みにくくてしょうがない完全な自分用自己満ブログになってますw
僕としては頭の中を整理できるからいいんですけど…w

なるほど、絵を描きたいという理由で描く人は漫画家がしている行為と同じ事(=漫画家)だし、
漫画家になろうとして絵を描いていても、その“なろう”とする行為そのものが
現在の自分を漫画家ではないと証明し、漫画家から遠ざけてしまっているという事ですね。
まさに今の僕にピッタリの言葉ですね!いい言葉をありがとうございます。

だからこそ今この時に、自分を上手い下手関係なく漫画家として認め、
一人の創造者として絵を描かないといけないんですよね。
プロアマの差はあっても、その自覚を持って描いていきたいと思います。

しかしげんしけん、全巻持ってるのに、その言葉見た覚えがない…orz
何巻の誰のセリフだったんだろ…^^;

アニメですよ!アニメ!「げんしけん2」だったと思いますよ~^O^笹原が荻上さんに言った一言だと思いましたが・・・

あ、アニメだったんですね。
観ていてって書いてありますね^^;
ササヤンもいいこと言いますね~。